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開演に寄せて:演出から

  • 演出 N K
  • Sep 7, 2017
  • 2 min read

こんにちは、演出のN K です。

本番直前すぎて頭が回らないのでとりあえずアマテラスの基となった古事記について話させてください。

古事記は簡単に言うと天皇家や大和朝廷による中央集権体制を正当化するために書かれたと言われている日本最古の歴史物語です!天皇家の祖先神伊邪那岐命や伊邪那美命、天照大神などのエピソードが乗っています!読むと結構楽しいです。

上・中・下の3巻構成で時代で分かれており、上巻に天照大神、中巻に倭建命の話があります。

あれ、アマテラスの主人公は誰でした?そう、アマテラスとヤマトタケルです。この二人は古事記よるとかなり違う時代にいたはずです。でも、この劇では出会ってしまうんです!

これが演劇の醍醐味の一つだと私は思います。現実や神話の設定では絶対に出会わない人々が、思いもよらない展開を繰り広げる。想像しただけでわくわくしてきます。実際にアマテラス見てわくわくしてます!アマテラスを観てくださった方々が、こんな視点でも楽しんでいただけると演出冥利に尽きるというものです。

深夜テンションで話が迷走したのでそろそろ終わらせます、少し真面目にアマテラスについて書いたものが会場(大体育館!)で配られるパンフレットの演出あいさつに載っているので恥ずかしいですがそちらも読んでいただけると嬉しいです(っ’ヮ’c)

写真は夏休み中の講堂で行われた練習です。演劇本番の会場とは異なります。

最後になりますが、今までキャストばかりでほとんど演出経験がなく、キャストのみなさんにはいろいろ迷惑や苦労をかけてしまったと思います。よく迷走して自分何してるんだろうって何度も思いました。それでも確実に言えるのは、私は演劇が大好きだということです!正直その一心で一夏を乗り切りました。それでもみんな一緒に演劇に一夏を費やしてくれました。そんなG組の演劇を、一人でも多くの方に見に来ていただきたいです。

それでは、大体育館でお待ちしています!

 
 
 

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